
人を倒す目的で開発された戦車。しかし、退役し使用されなくなった車両に関してはどのような運命を辿るのでしょうか。日本では溶かされ東京タワーの一部になった例などがありますが、実はロシアではT-72など実際に動く戦車をインターネットで購入できるそうです。
ロシア政府が発行するビヨンド(日本語版電子版)によると、今月27日ロシアで日常活用に購入できる軍用車両として5つの車両を紹介しています。
ロシアで日常生活用に購入できる軍用車両(写真特集) - ロシア・ビヨンド
具体的にどのような車両が販売されているのか、記事によると20万ドル(約2270万円)で販売されているのは第二次世界大戦時に活躍した旧ソ連製のT-34戦車です。どのような状態のものかは不明なのですが、記事を読む限りだとエンジンなどは搭載されており動かすことはできるようになっているものの「大砲や戦闘モジュールは搭載されていない」と書かれています。(砲塔は取り外されているのかは不明)
▼T-34-85

また、現代も世界で運用されているT-72も販売されているといい、こちらは35万ドル(約4000万円)です。そして1000馬力のガスタービンエンジンを採用したT-80まで販売されており、こちらは50万ドル(5,500万円)とのこと。
気になる燃費についてはディーゼルエンジンを搭載したT-72戦車の場合、起伏の多い土地を100km走行したときで450リットルの軽油を消費する(1リッターあたり220mしか走らない)としており「家のそばに自家用ガソリンスタンドを作ることも検討するべきだ」などと指摘しています。
▼T-80戦車

T-80については初期型と考えられるのですが、1000馬力のガスタービンを採用しているとのことで搭載燃料は1840リットル、走行距離は450kmで路上での燃費は1リッターあたり220mになります。
このような戦車以外にも軍用トラックATS-59、2006年製の全地形対応車DT-30、1990年製の水陸両用車両PTS-Mなども販売されているとのこと。
▼DT-30
ロシアで日常生活用に購入できる軍用車両(写真特集) - ロシア・ビヨンド
具体的にどのような車両が販売されているのか、記事によると20万ドル(約2270万円)で販売されているのは第二次世界大戦時に活躍した旧ソ連製のT-34戦車です。どのような状態のものかは不明なのですが、記事を読む限りだとエンジンなどは搭載されており動かすことはできるようになっているものの「大砲や戦闘モジュールは搭載されていない」と書かれています。(砲塔は取り外されているのかは不明)
▼T-34-85

また、現代も世界で運用されているT-72も販売されているといい、こちらは35万ドル(約4000万円)です。そして1000馬力のガスタービンエンジンを採用したT-80まで販売されており、こちらは50万ドル(5,500万円)とのこと。
気になる燃費についてはディーゼルエンジンを搭載したT-72戦車の場合、起伏の多い土地を100km走行したときで450リットルの軽油を消費する(1リッターあたり220mしか走らない)としており「家のそばに自家用ガソリンスタンドを作ることも検討するべきだ」などと指摘しています。
▼T-80戦車

T-80については初期型と考えられるのですが、1000馬力のガスタービンを採用しているとのことで搭載燃料は1840リットル、走行距離は450kmで路上での燃費は1リッターあたり220mになります。
このような戦車以外にも軍用トラックATS-59、2006年製の全地形対応車DT-30、1990年製の水陸両用車両PTS-Mなども販売されているとのこと。
▼DT-30