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化学工場ができたことでガンを患う人が増えたというのは特に海外でよく聞く話しですが、韓国メディアによると今月釜山市に建設された肥料工場が原因とするガンの村があるとして環境当局などが共同で調査に乗り出したと報じられています。

韓国メディアSBSによると、釜山市の環境当局、環境団体や住民ら参加した環境緊急対策官民協議会は釜山市に建設されて以降肺がんや肝臓ガンの患者を多く出すようになったとして、有機質肥料工場の発掘調査が4日から開始されたと報じています。

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この日、行われた発掘調査では工場のあちこちで埋められた違法廃棄物が多く出土し、現場は農薬のような異臭が立ち込めていたといいます。住人らは工場の地下に370トンほどの発がん物質を含む違法廃棄物が捨てられていると主張しており、併設されている食堂や工場の床なども全て開けられ調査が実施されるとしています。
また住人らは工場からの排水が周囲の河川に流れ土壌を汚染しているかどうかも調査してほしいと市の環境管理課に訴えているといいます。


有機質肥料工場は2001年に建設されて以降、住人80人のうち10人が肺がんや肝臓がんを患ったと主張しており、工場からの悪臭や汚水などの発がん物質が原因でがんが誘発されたと主張しているとのことです。

またこちらの動画は2018年7月のものなのですがこちらでは村の住人25人ががんを15人が既に死亡しているとのこと。また工場から黒く染まった水が流れており流入した池の魚が死滅するなど被害が出ている他、村では地下水を飲料水としているものの皮膚に異常がでるなど被害がでているとしています。