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中国メディアによると、中東アラビア半島の先端に位置するオマーンは韓国から76台のK2戦車を購入する契約を交わしたと報じています。

詳細は不明なのですが、中国メディアによると今回の契約金額は合計で8億8400万ドル(約1,000億円)となるとしています。

销量超我VT4!阿曼将斥资近9亿美元购韩国76辆K2坦克_高清图集_新浪网

オマーンが韓国製の戦車を購入するという噂については今年11月の時点で既に報じられており、この時中東の砂漠地帯でも運用することができるのか複数の試験を既に実施していたとしています。また現在、オマーン以外のいくつかの国がK2戦車に興味を示しているとのこと。

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K-2は韓国で配備されているM48パットンやK-1戦車の後継として開発されたもので2013年に量産が開始され2014年6月に軍に配備されたばかりの最新鋭戦車です。
韓国ではK2を当初600両量産するとしていたものの2018年時点で100両程度が実戦配備されている程度になっており、最終的に最大でも300両程度に留まるとしています。K-2についてはパワーパックに不具合が未だに解決していない状態が続いていると言われているものの、オマーンが導入することになったとからこの問題は解決されている可能性があります。


K2は重量55トン、1500馬力のディーゼルエンジンを搭載した車両で120mm砲と複合装甲を備えるなど現在世界で配備されている主力戦車とほぼ同じような性能がある戦車です。