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アメリカと言えば何に使うかわからな車を作ってしまう不思議の国ですが、今回コロラド州の住人が小型車にヘリコプターのターボシャフトエンジンを搭載してしまった人が現れたと報じられています。

海外の複数メディアによるとコロラド州に暮らすBill Bergさんは、航空と自動車技術を融合させたユニークな車を作ったとして取り上げています。

Автолюбитель сделал безумный ситикар с вертолетным двигателем (ВИДЕО) » Автопортал avtodream.org



Bergさんが今回作った車はゼネラルエレクトリック製T58-GE03 ガスタービンエンジンを助手席に搭載したというものでこのエンジンはアフターバーナーも使用することができるといいます。元々はヘリコプターに搭載されていたものだと記載されており、種類としてはターボシャフトエンジンになると考えられます。調べてみるとゼネラルエレクトリックは1955年にT-58シリーズのエンジンを開発しており、CH-46SH-2にシリーズのエンジンが搭載されていたそうです。

▼ゼネラルエレクトリック製T58
ゼネラルエレクトリック製T58

その推力により小型車はこれまで最高速度として時速354km/hに達したことがあるとのこと。Bergさんによると、元々は60馬力の車だったものの、このエンジンを開発・製造したArfonsの助けを借りたことで2000馬力の車として運用しているとのこと。また公道を走行できる範囲で製造したものであり今後はこの車で様々なイベントに出てみたいと話しています。

ちなみに、エンジンを可動させた場合は5分間で57リットルの燃料を消費するとのことです。