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スマホのカメラといえば手軽に撮影できる一方で光学ズームを搭載していなかったり倍率が低いという問題があったのですが、中国でちょっと変わったスマホを販売しているOPPOがハイブリッドズームとして光学10倍のカメラを開発したなどと報じられています。

中国の技術関連サイト『TechNode』 が報じたもので、昨年末中国のスマートフォンメーカーOPPOがハイブリッド方式の光学10倍機能がある特許を出願したと報じており、現時点でOPPOからはそのような技術に関する発表はされていないといいます。

Smartphone manufacturer Oppo develops 10x zoom for smartphone cameras · TechNode

ハイブリッド方式の光学ズーム(ハイブリッド光学ズーム)とは一体なんのかというと、要は光学ズームとデジタルズームを組みわたものをハイブリッドなどという言葉を付け光学○○倍などと謳っているだけのものです。例えば既に販売されているHUAWEI P20 Proの場合はハイブリッド光学ズーム5倍となっているのですが、実際の光学ズームは3倍となっています。

▼過去にOPPOが発表していたハイブリッド光学ズーム5倍の構造
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今回OPPOの特許によると3つの背面カメラを使用しズーム写真を撮ることができるようになっていると報じられており、想像では等倍~5倍~10倍といった範囲をそれぞれのレンズとセンサーが担当し撮影を可能にしているのではないかと考えられます。
このカメラはF19というスマートフォンシリーズに搭載されるという見方があり、今年2月に開催されるイベントで発表されるのではないかと言われています。

一方、ファーウェイの端末についても今年中に「ハイブリッド光学ズーム10倍を搭載したスマホを販売していく」などいう記載もされています。

旅先ではスマホやデジタル一眼カメラで撮影している人がかなり多く、最近のインスタグラムなどの写真ブームからカメラの開発競争が続いているものと思われます。