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インド空軍の声明によると、配備している戦闘機『ミラージュ2000』が今月1日墜落し、機体に搭乗していたパイロットら2名が死亡したと報じています。

中国メディアが報じたところによると、墜落事故があったのはインド南西部のカルナータカ州でミラージュ2000を使い訓練飛行中だったという機体が何らかの原因で墜落しパイロットら2名が死亡したと報じています。

两名飞行员无一幸存!印度幻影2000战机坠毁现场曝光_高清图集_新浪网

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この機体はヒンドスタン航空機によりアップグレードされたミラージュ2000だったとしています。事故の様子についてはパイロットは脱出することができたものの一人は救助された時点で死亡、もうひとりは脱出したものの重症を負っておりその後死亡したとしています。詳細は不明なのですが、墜落した機体により炎上している地点に降下したことにより命を落としたと海外メディアは伝えています。

インド国防省は墜落事故の調査を命じているとしています。インドでは先月1月28日にも軍用機が墜落するなど事故が相次いでいます。

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▼インド空軍のミラージュ2000
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ミラージュ2000はフランスのダッソー社が開発したマルチロール機で初飛行は1978年、84年に初期型が軍に納入されました。ダッソーはミラージュ2000の派生型である『ミラージュ2000I』『ミラーズ2000IT(I型の複座型)』を2015年3月に引き渡しており、Iは42機ITは8機が運用されていました。I及びIT型はフランスで改修されたもの以外にもインドのHALで改修されたものがあるとしており、今回の報道からも事故を起こしたのは少なくともどちらかの国で改修されたミラーズ2000ITで間違いないと考えられます。