アメリカの民間企業スペースXは先日、開発中の宇宙船スターシップ及び打ち上げ機となるスーパーヘビーに搭載される新型ロケットエンジン『ラプター』の初の燃焼試験を行ったと報じられています。
これはスペースXのCEO、イーロン・マスク氏のツイッターで公開されたもので試験はテキサス州マクレガーにある同社の開発施設で実施されたものだといいます。
このラプターエンジンはスターシップに7基、第1段ロケットとなるスーパーヘビーに31基登載予定で、もちろん再使用可能なエンジンとなっています。また現在試験用として開発しているホッパーというスターシップのプロトタイプは3基のラプターエンジンを登載します。
以下がラプターエンジンの燃焼試験です。推力は60%に達したとしています。
ラプターエンジンは液化天然ガス(LNG、液体メタン)と液体酸素を燃焼させるもので、同社のファルコン9シリーズで運用しているママーリン 1Dのおよそ2倍、1,900kNの推力を発生させます。ちなみに同社が最初に発表していたラプターエンジンの性能は1基あたり4,400kNとしていたもののロケット本体の性能が下げれたことで2015年2月には2,300 kNとなり現在の推力まで下げられました。
▼燃焼試験が実施されたエンジン
このラプターエンジンはスターシップに7基、第1段ロケットとなるスーパーヘビーに31基登載予定で、もちろん再使用可能なエンジンとなっています。また現在試験用として開発しているホッパーというスターシップのプロトタイプは3基のラプターエンジンを登載します。
以下がラプターエンジンの燃焼試験です。推力は60%に達したとしています。
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年2月4日
ラプターエンジンは液化天然ガス(LNG、液体メタン)と液体酸素を燃焼させるもので、同社のファルコン9シリーズで運用しているママーリン 1Dのおよそ2倍、1,900kNの推力を発生させます。ちなみに同社が最初に発表していたラプターエンジンの性能は1基あたり4,400kNとしていたもののロケット本体の性能が下げれたことで2015年2月には2,300 kNとなり現在の推力まで下げられました。
▼燃焼試験が実施されたエンジン