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南国ハワイ。1年中ハワイアンカクテルを片手に麦わら帽子をかぶった女性が浜辺にいる…という妄想に近いイメージがある地域なのですが、そんなハワイで先日、冬の嵐が襲い死者がでるなどの被害がでたと報じられています。

ハワイの地元メディアが伝えた内容として、先週の末にかけて強風を伴う冬の嵐となり屋根が破損したり電柱の倒壊、またサーファーも命を落とすなど被害がでたと報じています。

Near record snowfall in Hawaii - CNN Video

記事によるとハワイ島マウナケア天文台の観測によると、今月8日最大瞬間風速として307km/hを記録したとしており、これまでのこれは観測史上最も風速が強かったと発表。またマウイ島では1889mの山地で降雪を確認したと報じられているとのことです。降雪については過去にもあったものの、今回は最も低い標高での降雪となった可能性があるとしています。

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この強風はハワイ州全体に及んだらしく、カウアイ島の北側の沿岸では波の高さが12mになったとし、8日にはマウイ島の北西の海岸でサーフィンをしていた66歳の男性が死亡。9日にはオアフ島で同じくサーフィンをしていた男女ら7名が救助されたとのことです。

この嵐によりオアフ島では70世帯の家屋で屋根が飛ばされるなど被害が出たほか、30本以上の倒木を確認。またハワイ全体では27,000世帯が停電する被害がでており、復旧に時間がかかっているとしています。