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PCゲームなど3Dで表示することができる半導体大手NVIDIAの『3D Vision』という立体視技術に関して、来月に公開されるGPUのドライバにあたる最新バージョンをもってサポートが終了となると報じられています。

米NVIDIAは3月8日(現地時間)、3D立体視技術の「3D Vision」の製品サポートを、2019年4月に投入予定の「GeForce Release 418」で終息させるとした。クリティカルなドライバの問題については、引き続き2020年4月までサポートを継続するが、2019年4月以降の「GeForce Game Ready Drivers」は3D Visionをサポートしなくなる。

PC Watch
「PC分野でも3Dで表示することができる環境が10年ほど前から提供されていた」というと、知らない人も多いと思いますが、そのNVIDIA製GPUを使用することで利用できる『GeForce 3D Vision』に関して、来月4月を持って今後新しいソフトウェアの提供を停止すると報じられています。

GeForce 3D Visionについては個人的に利用したことがあったのですが、最近はソフトの設定をしようとしてもその設定すらもまともに終了しないという程度の低いものとなっており、相当前から利用できないような状態が続いていました。

GeForce 3D Visionは2009年1月に発表されていたもので、高速でシャッターを入り切りするメガネを用いるか、昔ながらの赤と青のセロファン眼鏡を用いて3D描写する方法がありました。しかし前者のシャッターを用いたグラスで3D表示する場合、最近は多く製品化されているものの当初は珍しかった120Hz駆動のディスプレイを別途用意しなければならず、3Dゲームをプレイするには単純に2倍の処理速度が要求されるなど導入にコストがかかるという問題がありました。




また専用のグラスを別途用意しなければならず値段が高かったこともあり、ほとんど普及することなく10年を迎えた正式に今年終了となりました。

3Dといえば私達が日常使用するテレビにも搭載されていたのですが、最近のものであれば3D機能というのは既に取り外されています。一般視聴可能な3Dのコンテンツも探さなければ見つける事はできないという程度の扱いとなっており、こちらも実質失敗した機能になりました。

ただ、立体視については完全に終わったわけではなくヘッドマウントディスプレイが徐々に普及し始めており、「ゲームの世界に入り込みたい」「ゲームのプレイ上有利になる」という層からは今も支持を集めているという状況です。
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