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中国の複数メディアによると、今月24日実施された徐州国際マラソンで女性ランナーが自転車を乗るなど複数の問題行為があったとして今後マラソンに参加させないという永久通報が言い渡されたと報じられいます。

近年中国でもマラソンが一大イベント化しているのですが、その一方で主催者側が選手に対して妨害行為したり、選手が不正をするという問題が多発していますポータルサイト『新浪』では先日行われたマラソンでも不正があったといい、選手があろうことか自転車を乗り回していた事例を報じています。

中国马拉松再现奇葩:徐州国际马拉松暨世锦赛选拔赛,女选手骑共享单车。你怎么看?(6)_问答_蛋蛋赞

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記事によると、D2113というナンバーをつけた女性選手に関して徐州国際マラソン組織委員会はルールに違反しているとして永久追放と成績抹消の処分を下したとしています。謎の女性選手は街にあるシェア自転車を乗り回し堂々とコース上を走っていたらしく、複数回注意を受けたものの聞き入れることなく走り続けていたとも報じられています。ちなみにこの女性のタイムは5時間38分36秒だったとしています。

この違反者については現時点では徐州国際マラソンへの今後の参加禁止としているのですが、中国陸上競技協会に問題行為を報告するとしており、中国国内で行われる同種のマラソン大会に参加できないよう求めていくという対応を現在取っているとのこと。

中国のマラソンでは参加者が自転車を用いる例が過去にも確認されている他、2017年に実施された北京国際マラソンではゼッケンに同じ番号をつけた選手3人おり堂々と写真撮影を行っていたことが確認されています。他には他の参加者に暴行を受けるなど参加者同士のトラブルも報じられていました。