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韓国で整備されている韓国版新幹線『韓国高速鉄道』。これに関して今月15日、車両点検のため移動していた20両編成のKTXが脱線する事故があったと報じられています。

韓国メディア『ニュース1』が報じた内容によると事故があったのは15日未明午前2時40分頃、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンし)にある幸信駅(ヘンシンえき)近くの首都圏鉄道車両整備団で車輌点検のため移動していた車輌が脱線したと報じています。

KTX 열차 4개월 만에 또다시 탈선…이번에도 '안전불감증'

事故原因については確定はしていないものの、現時点で機関士が停止信号を見誤り移動を続けたことで脱線事故が発生したと報告されており、現在正確な事故原因を調査しているとのことです。

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KTXの脱線事故は昨年12月8日午前、平昌(ピョンチャン)近くの江稜(カンヌン)駅を発車してソウルに向かっていた高速鉄道KTXが脱線事故が発生していました。この事故に関しても運転手の不注意による事故と推定されており再び人間の不注意による脱線事故が発生したとして「安全管理システムに問題があるのではないか」という懸念の声も出ているとしています。

前回の江陵線の脱線事故では韓国鉄道公社の呉泳食(オ・ヨンシク)元社長が責任をとり辞職。そのうえで新たに就任した社長は「安全を最優先に運営を行っていく」と宣言したばかりだったといいます。