
航空自衛隊が運用していたF-35Aが太平洋に墜落した事故を受け先日、アメリカ側が深海捜索船派遣することが明らかになりました。F-35Aが墜落した海底までの深さが1000~1500mとされています。
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この墜落事故については、墜落事故後アメリカからはB-52H戦略爆撃機が現場海域に出向き捜索作業を行っていた他、韓国の烏山基地からU-2という特殊な任務を行う高高度偵察機を投入していました。当該機については墜落した翌日4月10日に現場海域の周辺から尾翼の一部が発見されており、墜落したおおよその地点は分かっているものと考えられます。
また、一部メディアが中国やロシアが墜落した機体を回収するのではないかなどと報じていたことに関しては岩屋毅防衛相は「その可能性はない」と発言しており、機密情報が東側に漏れる可能性は無いとしています。

墜落した機体は日本に導入されたF-35Aとしては5機目のもので、日本で製造された初号機でした。今のところ機体トラブルによる墜落なのか、人為的な墜落なのかなど墜落原因は明らかになっていません。
▼人工衛星により撮影された墜落現場で活動する船舶

