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世界最大規模の軍事力を誇るロシア。一方でアメリカのような複数の空母打撃群はなく通常動力の空母が1隻運用されているだけとなっています。これに関して海外メディアによると今後大型の原子力空母を建造する可能性があると報じられています。

中国の環球時報はロシアのTass通信社が今月7日軍事造船筋として、ロシア海軍向けの原子力空母の開発は2023年に行うという内容を掲載したと報じています。情報筋によると、この空母の排水量は7万トンを超えると予想されています。

俄罗斯拟建首艘核动力航母 满载排水量超7万吨_军事_环球网

その真偽は不明なのですが、情報筋によると建造計画があるという空母に関して建設費、完成予定日も不明だとしており、ロシア国防省からの何らかの建造に関することに関する情報は何も受け取っていないとのこと。

▼プロジェクト23000E
プロジェクト23000E

明らかに妄想に内容なのですが、記事では2017年には当時のロシアの副首相が新世代の空母に関して2020年までに完成する予定だなどということを話していたことも取り上げています。ただ、ロシアでは確かに2030年頃の就役を目指す原子力空母保有計画があり、『プロジェクト23000E』コードネームシトルムというものがありロシアのクルィロフ国立研究センターの設計によると新型空母は排水量は9万から10万トンで合計で90機の航空機とヘリコプターを運ぶことができるとしています。

▼ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフ
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ロシアでは現在運用している空母はアドミラル・クズネツォフという現在のウクライナのニコラエフ造船所で建造されました通常動力の空母を1隻運用している程度で、シリアで初の実戦投入がされました。その後、修理が実施されたものの修理の再にトラブルが発生し甲板上にクレーンが横倒しになるという事故が発生。これにより再就任は2021年以降になるとも報じられていたことがあります。