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過去複数回の核実験を行っている北朝鮮に関してアメリカのシンクタンクは現時点で少なくとも20発以上の核兵器を保有していると発表したと報じられています。

韓国メディアSBSによると、アメリカ・ワシントンの民間研究機関である戦略予算評価センター(CSBA)は今月15日ホームページ上に兵器分析:過去、現在、将来の能力についてという見出しで論文を掲載し、その中に北朝鮮に関しては現時点で少なくとも20発以上の核兵器を保有しているしています。

"北,핵탄두 20여개 보유…핵중진국 도약 가능 " 美연구소 - 파이낸셜뉴스

記事によると、北朝鮮は現在保有しているプルトニウムの規模から勘案すると今後合計で60発の核兵器を生産することができるとしており、既に20発の核弾頭分は開発完了済みだと分析しているとしてます。

北朝鮮が保有する核兵器については最後に行われた2017年9月のもので、研究機関によって推定値が異なるものの北朝鮮分析サイト『38ノース』によると核出力は250キロトンに達していたとしています。その根拠は包括的核実験禁止条約機構が炸裂したことによる地震の規模がマグニチュード6.1に達していたことを理由にあげていたためです。

250キロトンとは広島型原爆の約16.6倍の威力で、現在北朝鮮の弾道ミサイルによる核弾頭の大気圏再突入について技術が確率されているのかは諸説あるところですが、これを上空で爆発させることでEMPという電磁パルスを発生させ、地上の広範囲に設置してある多くの電子機器を破壊することができる攻撃をしかけてくる可能性も示唆されています。

いずれにしても親族も殺害するような人間が軍をコントロールしているという国が日本の近くにあり、核兵器を飛ばすことができる手段を既に持っていることは紛れもない事実でることは認識しておく必要があります。