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近年、様々な家電製品に搭載されているのはリチウム電池などのバッテリーです。特に無線技術の発達もあるのか小さいイヤホンにまでバッテリーが搭載されるようになりましたが、一方でバッテリー内蔵製品の爆発や発火が相次いでいるとして韓国政府が調査を開始したと報じています。

スマホは当たり前として車載のカーナビ、デジカメ、無線レシーバー、USB充電器本体など様々な機器に当たり前のように搭載されているのがバッテリーです。世界共有のUSBを使うことで繰り返し充電することができ非常に便利な一方で、製造方法に問題があるのか使い方に問題があるのかカバンに入れた機器が発火したり爆発するケースも報告されています。

폭발·화재 잇따르는 전자담배·전동킥보드 안전성 조사한다 | 연합뉴스

これに関して韓国政府の産業通商資源部国家技術標準院は電子タバコや電動キックボード、無線機器、携帯扇風機など過去に発火や爆発が発生したことがある製品を中心にバッテリーを内蔵した370のモデルの安全調査を実施することを明らかにしました。
記事によると調査は段階的に実施するとしており、一次調査では電動キックボード(充電器)、携帯扇風機など72製品を調べ7月にも結果を発表するとしています。二次調査では電子タバコ、無線機、モバイルバッテリー、充電器など300製品でこちらは9月までに結果を発表します。


バッテリー搭載機器の爆発例として電子タバコについては具体的な事故原因はどこにあるのか製品自体の欠陥が判明した場合は安全管理の対象とする予定だとしています。またキックボードについては最高速度を超過しないかなども合わせて調査されるとのこと。

当局によると、370余りの製品のうち安全基準を満たさないと判断された製品についてはリコール措置を命ずる予定だとしており、リコール処分を受けた事業者た直ちに回収し、利用者に返金するなどの義務が生じてくるとしています。

モバイルバッテリーでも同じ容量にも関わらず値段が2倍ほど異なっていたり明らかに軽いなど何を基準に選んだらよいのか迷ってしまうことがあります。仮に爆発や発火が生じた場合、製造している企業が正しく対応を取ってくれるのか、そのような基準を私達側が決め購入するというのも大切かもしれません。