これはThe Aviationistが報じたもので今年2月から3月初旬にアフリカのサヘルという地域で実施されたフリントロック演習というものです。これは正しくは『フリントロック19』というものらしく、軍事系サイトによると米国アフリカ軍（AFRICOM）による最大・最高峰の年次特殊作戦部隊演習です。

参加国はアメリカを中心としたイギリスやフランス、日本、デンマークなどの西側諸国、そしてモロッコやガーナ、カメルーンなどアフリカ諸国の延べ30カ国、2000人以上の特殊部隊に所属する兵士らが中心に参加したとしています。(参考)

記事によると、当該動画はソーシャルメディアに投稿されたもので現在は削除されているとのこと。

こちらが問題の映像になります。なんと特殊部隊のエリートが機内でズッコケたり尻もちを付き機外に飛び出す様子が映し出されています。動画は演習時に撮影された映像だと説明されており訓練兵や選抜の様子ではなないらしいのですが映像からは判断することができません。


参考としてこちらは一般的に目にする空挺部隊の機内映像です。明らかに練度が違う印象を受けます。そのことから少なくともアメリカやイギリスの部隊ではないと考えられるのですが、彼らも恐怖心を常に懐きながらまた克服しながら危険な訓練を繰り返しているということになります。