
アメリカの民間企業スペースXが運用している世界最大の打ち上げ能力のあるファルコンヘビーロケットが昨日打ち上げられ、24基全ての人工衛星の打ち上げに成功したと報じています。今回のロケットに搭載された重量はわずか3.7トンしかなかったのですが何故超大型ロケットが使用されたのでしょうか。
スペースXは日本時間6月25日午後3時30分頃、ファルコンヘビー2号機が打ち上げあられました。これは当初予定されていた打ち上げ時刻よりも数時間遅れたことになるのですが原因は地上の油圧系統のトラブルだったとしています。
Falcon Heavy launches STP-2 mission - SpaceNews.com
今回の打ち上げに関してはスペースXは当初からここ数年で実施された打ち上げの中で最も困難になると発表していました。ファルコンヘビーには太陽光で推進する衛星からGPS原子時計、観測衛星や150人分の遺灰を載せたものまで多種多様な人工衛星を25機搭載。これらをそれぞれを異なる軌道に投入するという内容になりました。
搭載量については見出しでも紹介したように人工衛星以外のアダプターを含む全てを含め3.7トン。打ち上げから2分37秒後には2つのサイドブースターが分離りし地上の施設に戻され着陸に成功しました。その後センターコアは3分38秒後に分離。こちらは大西洋上に展開した無人船OCISLYに向かったものの途中で誘導が途絶えたことが原因で無人船から数十メートル離れた地点に墜落しました。
2段目は飛行を続け最初の人工衛星の展開が行われたのは打ち上げから13分後になりました。その後ロケットはエンジンの停止・再燃焼を3回繰り返し目的の軌道ごとに人工衛星を展開。最後の人工衛星は打ち上げから約3時間半後に展開することができ全ての人工衛星の打ち上げが成功しました。
▼打ち上げられたファルコンヘビー2号機、サイドブースターの汚れは再利用されているため

スペースXによると歴史の中で最も挑戦的な打ち上げだったとしており、ファルコンヘビーの性能を実証する目的もあった打ち上げは満足のいく結果となりました。スペースXによると次回の打ち上げはファルコン9ロケットを使用した国際宇宙ステーションへの物資補給ミッションで7月21日(アメリカ時間)に実施されます。ファルコンヘビー3号機の打ち上げについては今のとろこ具体的なフライト日時は発表されていないとのことです。
Falcon Heavy launches STP-2 mission - SpaceNews.com
今回の打ち上げに関してはスペースXは当初からここ数年で実施された打ち上げの中で最も困難になると発表していました。ファルコンヘビーには太陽光で推進する衛星からGPS原子時計、観測衛星や150人分の遺灰を載せたものまで多種多様な人工衛星を25機搭載。これらをそれぞれを異なる軌道に投入するという内容になりました。
搭載量については見出しでも紹介したように人工衛星以外のアダプターを含む全てを含め3.7トン。打ち上げから2分37秒後には2つのサイドブースターが分離りし地上の施設に戻され着陸に成功しました。その後センターコアは3分38秒後に分離。こちらは大西洋上に展開した無人船OCISLYに向かったものの途中で誘導が途絶えたことが原因で無人船から数十メートル離れた地点に墜落しました。
2段目は飛行を続け最初の人工衛星の展開が行われたのは打ち上げから13分後になりました。その後ロケットはエンジンの停止・再燃焼を3回繰り返し目的の軌道ごとに人工衛星を展開。最後の人工衛星は打ち上げから約3時間半後に展開することができ全ての人工衛星の打ち上げが成功しました。
▼打ち上げられたファルコンヘビー2号機、サイドブースターの汚れは再利用されているため

スペースXによると歴史の中で最も挑戦的な打ち上げだったとしており、ファルコンヘビーの性能を実証する目的もあった打ち上げは満足のいく結果となりました。スペースXによると次回の打ち上げはファルコン9ロケットを使用した国際宇宙ステーションへの物資補給ミッションで7月21日(アメリカ時間)に実施されます。ファルコンヘビー3号機の打ち上げについては今のとろこ具体的なフライト日時は発表されていないとのことです。