インドのゴミ山_1

インド、ニューデリーに存在している山。実はこの山は人間が出したゴミから作られておりこのゴミ捨て場は近い将来、インドで最も有名な建築記念碑の高さを超えてしまうだろうと言われているそうです。

現代生活をする上で発生するのはゴミです。これは燃やせるゴミから燃やすと有害な物資がでるゴミまで存在するのですが、ニューデリーのGazipurという地域には大量のゴミが埋め尽くされたゴミ捨場が存在します。

Чудовищная гора мусора в Индии скоро станет выше Тадж-Махала

地元の住民からは揶揄する意味で「エベレスト」と呼ばれているゴミ山の高さは65mに達しており、インドの最高裁が航空機やヘリコプターが衝突しないように誘導灯を設置するように指示したといいます。

インドのゴミ山_2

もともとゴミ山は1984年頃から作られ始めたといい、当時は誰もがここまで成長するとは思ってもいなかったといいます。そして月日が経ち2002年には高さ20mに成長したとのこと。現在も毎日2000トンものゴミが捨てられており、現在のペースでは1年間に10mほと高くなる計算になるとのことです。したがって、来年にはインドで最も有名な建築であるタージ・マハルよりも高くなると予想されています。

インドのゴミ山_3

ゴミ山は危険ではないのか。記事によると、去年は2人の住民が大雨によるゴミ山が崩落し埋まるという事故が発生。またゴミの中には有機物も存在しており、時間が経つにつれ分解。その過程で温室効果ガスであるメタンを大量発生させており、悪臭や煙による健康被害や発火することもありゴミ山の構造をさらに脆くしているとのことです。

インドのゴミ山_4