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近年、エコカーとして電気自動車や水素自動車が注目されていますが韓国で先日、水素自動車の試験走行中に炎上するという事故があったと報じられています。現時点で具体的な事故の原因は明らかになっていません。

韓国メディア『連合ニュース』によると今月16日、韓国北西部に位置する忠南洪城郡で試験走行をしていたヒュンダイ製の水素自動車『ネクソ』から火がでて炎上する事故があったと報じています。当該車を生んていしていたドライバー(67歳)は車から避難し人的被害はなかったとのことです。

주행시험 중 수소전기차 넥쏘에 불…운전자 "보닛서 연기" | 연합뉴스


ドライバーによると「水素自動車の走行試験中で水素ステーションへ向かっていたところボンネットから煙がでた」と話しており、その後消防に通報。約10分後には消火することが出来たとのことです。現在警察と消防当局はドライバーの供述などと元に正確な火災の原因を調査しています。

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▼炎上した車種
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ネクソ(ネキソ)は2018年に韓国で販売が開始された新型燃料電池車でモーターは最大出力163hp。同社によると世界一の燃料効率(60%)を謳っており走行距離は595km。水素ステーションでの注入時間は5分という特徴もあります。ヒュンダイは燃料電池部品に関しては10年間もしくは16万kmの保障をつけているとのことです。2019年5月には今年の販売台数が1000台を超えたと報じられていたことがあります。