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関東では記録的な日照不足となり、日本各地でも依然として梅雨空の天気が続いていますが、実はこのような梅雨時期に多く発生するのは水虫だといいます。それ以外にも様々な皮膚トラブルが発生するという梅雨の季節何に注意が必要なのでしょうか。

韓国メディア連合ニュースよると、はくせん(白癬)による水虫やたむしなど梅雨時期に注意した細菌感染症について記事にしています。

장마철 다습한 주말…무좀·완선 등 피부 세균감염 주의 | 연합뉴스

記事によると、専門家の話しとして梅雨時期は雨や汗に混じっている化学物質や不純物による皮膚トラブルが発生しやすい時期だとし、特にカビが繁殖しやすい環境であるため典型的なカビ性疾患である水虫が発生しやすいとしています。

水虫を予防するにはどうすれば良いのでしょうか。まず水虫は高温多湿で肌が密閉された状態で最もよく繁殖するとしており、菌が付いている状態で雨で濡れた靴や服を濡れたまま放置せず、十分に乾燥させて使うことが望ましいとしています。また帰宅後は可能な限り汗を流し足の付根や指などを洗い乾燥した状態を保つ必要があるとのこと。

水虫以外も注意したいのは湿疹性皮膚炎という要はかぶれによる皮膚トラブルです。湿疹性皮膚炎は一般的に腕や指の関節といった皮膚と皮膚が触れ合うところではどこでも発生し、特に雨水と接触した場合洗わず長期間放置すると雨水に含まれる化学物質が皮膚を刺激することで炎症を起こし接触性皮膚炎が発生することがあるとしています。この場合、まずは皮膚を長時間湿った状態にしない環境にすることが重要で、仮に症状が出た場合は弱いステロイドや抗生物質軟膏を塗ると治るとのことです。

加えて曇り空だったとしても紫外線は雲を突き抜け肌にまで届いており日焼け止めは必要になる場合があるとしています。ただ、この日焼け止めについても入念に洗い落とす必要があると説明しています。



日本でも来週以降梅雨明けする地域も増えてくると考えられるのですが、他人から感染したり他人に感染を広げてしまう水虫については乾燥した環境に置くことで予防することは可能です。仮に保菌者がいるような環境に晒された場合は長時間の放置は避け靴を脱ぎアルコール除菌するなどして乾燥させることが重要になってくるかもしれません。