
未だ12人しか訪れていない天体、月。私達人類にとっては非常に身近な天体なのですが、過去アポロ計画で持ち帰られた大量のサンプルについて、地球上の生物に影響を与えないかどのように確認されていたのかご存知でしょうか。
アポロ計画では宇宙飛行士らが月の岩石サンプルを収集し持ち帰ることができたのですが、これら月の岩石が地球に生きる生命体にとって危険な細菌が含まれていたり、まったく未知の原因により生命に影響を与えるという可能性はゼロではありません。もちろん計算して導き出すことができるようなものではないので直接観察する以外方法はないのですが、当時いったいどのようなことが行われていたのでしょうか。
NASA Fed Apollo 11 Moon Rocks to Cockroaches (And Then Things Got Even Weirder) | Space
Space.comによると、初めて月のサンプルを持ち帰ることができたアポロ11号のミッションでは、NASAの科学者達はこのサンプルには例えば生命に驚異となりうる細菌やその他の危険なものは含まれていないと確信していたものの「100%安全」とは絶対に確信できなかったといいます。したがって、NASAは私達人類だけではなく魚や鳥、その他の動植物を汚染することを証明する必要があったといいます。
ではいったいどのような試験が実施されたのでしょうか。NASAでは月のサンプルを収めた密閉された試験装置にネズミ、鳥類を代表するとしてニホンウズラ、数種の魚、エビ、カキ、ゴキブリ、イエバエなどが入れられたといいます。
▼ネズミの試験装置

この試験に用いられた貴重な月のサンプルは質量にして22kg。用いられたサンプルは焼いたもの、そのままのものの2つのパターンが持ちられネズミとウズラは注射する形で月のサンプルを注入。昆虫はエサにサンプルを混入させたものを、魚などは水に月のサンプルを入れ確認されたとしています。
▼ニホンウズラの試験

この試験は1ヶ月続けられ、結果としてはサンプルが入れられたエサを食べたゴキブリは繁殖を確認。カキについては月のサンプルが入れられたグループとただの海水を入れられたグループでは双方が死んでしまったとのこと。(原因は交配期に試験したことが原因としています)
この結果を受けてNASAとしては他の動植物実験からも月のサンプルには地球上の生命に有害なものは含まれていないということを結論付けらたとしています。
アメリカではNASAの動植物実験以外もアメリカ農務省と協力し植物に対して念の為有害反応がないか植物テストが実施されていたといいます。具体的には持ち帰った月のサンプルを砕きそれを土としてトマトを育てるというもので、結果としては他の植物(主に食用)も同様に問題は確認されなかったとのこと。また植物によっては地球の土よりも月のサンプルのほうがよく育った種があったといいます。
月の石についてはアポロ計画で持ち帰られたもの以外も月の隕石として地球に落下したものが存在しています。したがって、地球と月が誕生して以降月のサンプル(チリも含む)は地球に落下し続けており続いているものであり、仮に月の石が危険なものであれば既に地球上の生命体に影響がでていることが考えられます。それでも直接サンプルを持ち帰ったものはどうかわからないということで入念に試験されたということになるのでしょうか。
ちなみにアポロ計画では月から帰還した宇宙飛行士も例外ではなくこれら全員が3週間隔離されていたことが明らかになっています。
NASA Fed Apollo 11 Moon Rocks to Cockroaches (And Then Things Got Even Weirder) | Space
Space.comによると、初めて月のサンプルを持ち帰ることができたアポロ11号のミッションでは、NASAの科学者達はこのサンプルには例えば生命に驚異となりうる細菌やその他の危険なものは含まれていないと確信していたものの「100%安全」とは絶対に確信できなかったといいます。したがって、NASAは私達人類だけではなく魚や鳥、その他の動植物を汚染することを証明する必要があったといいます。
ではいったいどのような試験が実施されたのでしょうか。NASAでは月のサンプルを収めた密閉された試験装置にネズミ、鳥類を代表するとしてニホンウズラ、数種の魚、エビ、カキ、ゴキブリ、イエバエなどが入れられたといいます。
▼ネズミの試験装置

この試験に用いられた貴重な月のサンプルは質量にして22kg。用いられたサンプルは焼いたもの、そのままのものの2つのパターンが持ちられネズミとウズラは注射する形で月のサンプルを注入。昆虫はエサにサンプルを混入させたものを、魚などは水に月のサンプルを入れ確認されたとしています。
▼ニホンウズラの試験

この試験は1ヶ月続けられ、結果としてはサンプルが入れられたエサを食べたゴキブリは繁殖を確認。カキについては月のサンプルが入れられたグループとただの海水を入れられたグループでは双方が死んでしまったとのこと。(原因は交配期に試験したことが原因としています)
この結果を受けてNASAとしては他の動植物実験からも月のサンプルには地球上の生命に有害なものは含まれていないということを結論付けらたとしています。
アメリカではNASAの動植物実験以外もアメリカ農務省と協力し植物に対して念の為有害反応がないか植物テストが実施されていたといいます。具体的には持ち帰った月のサンプルを砕きそれを土としてトマトを育てるというもので、結果としては他の植物(主に食用)も同様に問題は確認されなかったとのこと。また植物によっては地球の土よりも月のサンプルのほうがよく育った種があったといいます。
月の石についてはアポロ計画で持ち帰られたもの以外も月の隕石として地球に落下したものが存在しています。したがって、地球と月が誕生して以降月のサンプル(チリも含む)は地球に落下し続けており続いているものであり、仮に月の石が危険なものであれば既に地球上の生命体に影響がでていることが考えられます。それでも直接サンプルを持ち帰ったものはどうかわからないということで入念に試験されたということになるのでしょうか。
ちなみにアポロ計画では月から帰還した宇宙飛行士も例外ではなくこれら全員が3週間隔離されていたことが明らかになっています。
