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輸送を主な任務としているものの、機体スペースを生かし様々な任務で使用されることがあるのは輸送機です。海外メディアによると、その一つ攻撃型であるAC-130Jに関して今年6月に実戦投入されていたことが明らかになりました。

中国メディア『新浪网』によると、今月3日海外メディアが伝えた内容として輸送機として開発されたロッキード・マーティン製のC-130の派生機種、最新の地上攻撃型AC-130J ゴーストライダーに関して、米空軍特殊作戦司令部のスポークスマンによるとして今年6月にアフガニスタンに実戦投入されたと発表したと報じています。

美军最强“空中炮艇”AC-130J实战部署 已装备导弹_高清图集_新浪网

詳細は不明なのですが、投入された機体はハーバート空軍基地所属の第73特殊作戦中隊だとしており、現在アフガニスタンでの戦闘に従事しているとしています。

C-130輸送機はその豊かな機内スペースを利用して電子戦機型、海難救助型、空中給油型、気象観測機型などがあり、軍用輸送機以外でも民間でも使用される場合があります。その派生型としてガンシップ型のAC-130シリーズのが運用されており、最新型がAC-130J ゴーストライダーになります。

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AC-130J ゴーストライダーの兵装はAC-130WスティンガーIIと似ており、側面に105mm砲を搭載しているほか30mm Mk44 ブッシュマスターIIを搭載。またミサイルも運用可能でAGM-176 グリフィンミサイルおよびGBU-44/B バイパーストライク、そして燃料タンクを搭載可能な翼の下のハードポイントにはAGM-114ヘルファイアミサイルまたはGBU-39小径爆弾、GBU-53 / B SDB IIを搭載することができます。現在米空軍ではAC-130U、AC-130W及びAC-130Jが運用されています。

機体について調べてみると今年7月初旬の時点で6月末に実戦投入されたという内容が既に報じられており、今回の報道からも最新型が実戦投入されているということに間違いは無かったということになります。

AC-130Jについては今後将来的に兵装がアップグレードされる予定でその主な兵器として高エネルギーレーザーがあるとしています。