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海外メディアによると、今月8日インド北東部の地域でインド空軍のSu-30MKIが飛行中に何らかのトラブルが発生し墜落する事故が発生したと報じています。

中国メディア環球網によると、インド国防省の報道官の発表として戦闘機が墜落したのはアッサム州ティスパー付近で発生したとしており当時搭乗していた2名のパイロットは機外に脱出することに成功し命に別条はないとしています。ただ1名については足を負傷しているとのことです。

印度空军1架苏30战斗机坠毁 今年坠机已达13架_军事_环球网

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記事によると、墜落した機体Su-30MKIについては飛び立った基地から距離にして5km以内に墜落したとしており、現時点で事故の原因は明らかになっていません。また墜落した地点は田んぼで搭載されていた燃料などで火災が発生したものの消防車が直ちに現場に消火されたと説明しています。住民や財産に被害が及んだことは確認されていないとのことです。

インド空軍では最近軍用機が墜落する事故が相次いでおり、今回の墜落を含め13回目の事故になったとしています。



墜落したSu-30MKIはロシアのスホーイが開発したSu-30の派生型でインドではヒンドスタン航空機株式会社がライセンス生産しています。2018年現在249機が配備されているマルチロール機です。
インド空軍が配備している戦闘機の中では最新鋭かつ最も強い戦闘機です。ただ、墜落時も多く発生しており2009年に2回、2011年12月、2013年2月、2014年10月、2015年5月、2017年3月、5月、2018年6月、そして2019年8月に1回と10回事故が発生しています。