スペースシップツー3号機

世界初の民間による宇宙旅行実現に向けて開発を進めているヴァージン・ギャラクティック。今月同社は新しく製造しているスペースシップツーについて胴体に翼が接続されたと発表しました。同社は2020年代にも民間宇宙旅行を目指しています。

NASASpaceFlight.comによるとヴァージン・ギャラクティックの発表として現在製造を進めているスペースシップツーの3号機となる機体に関して先週の火曜日に主翼の接続が完了したという内容を使えています。
3号機については現在、胴体・翼・キャビン・機首・フラップなどの主要部品の製造が完了しているとのことです。製造については個々のパーツを同時並行に製造しモジュール式で組み立てるという方法がとられており、この製造方法により全体的な組み立て時間の短縮がされたとしています。また組み立てについてはレーザートラッカーを使用し正確位置に固定するという方法がとられているとのこと。



ヴァージン・ギャラクティックはヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行ビジネスを行う企業で、母機ホワイトナイトツーと宇宙船スペースシップツーにより実施されます。今年2月にはスペースシップツーにパイロット2名とインストラクターを載せた合計3人で試験飛行を実施し最高高度89.9kmに到達していました。

同社は10年前から高度100km以上の宇宙旅行を行うとしてチケットを販売していたものの、機体の性能不足から米空軍とNASAが主張している『高度80キロメートル以上を宇宙』とする定義を当てはめ現在は高度80km以上の宇宙旅行を実施するとしています。

同社は2014年10月末にスペースシップツー初号機による動力試験を行った際にトラブルが発生しパイロット1名が死亡する墜落事故で機体は失われました。現在運用しているのは2号機であり製造されているのは3号機になります。



この手の民間企業による宇宙旅行計画は現在いくつかあるもののほぼ間違いなく実施されると考えられるのはこのヴァージン・ギャラクティックとアマゾンのCEOが設立したブルーオリジンの2社です。過去にはXCORエアロスペースのリンクスという宇宙船があったものの既に解散してます。
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