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ロシアで開発された無人ステルス戦闘機『S-70 オホートニク』に関して、先日有人ステルス機であるSu-57と共同試験が実施されたと報じられています。

これはロシア国防省が運営するテレビ番組ネットワーク『ズヴェズダ』によると、詳しい日時は不明なのですがロシア空軍のSu-57と30分間の初めての共同飛行が実施されたなどと報じています。

Опубликованы кадры первого совместного полета БПЛА «Охотник» и Су-57

記事によると共同飛行は進行中のテストプログラムの一環として実施されたものだとしており、運用方法としてはSu-57が敵の防空ミサイル圏内に侵入することなく、オホートニクに攻撃させるという構想があるという内容が記載されています。



オホートニクは2019年1月にネット掲示板にリークされたことで明らかになった機体で2月には国営紙が公に存在を認めました。8月には初飛行した映像が公開されこの初飛行では20分以上飛行したとされています。

機体性能については明らかになっていない部分が多いものの、機体重量は約20トン。最高速度1000km/h。対地攻撃の兵装としては500kg爆弾である『OFZAB-500』『ODAB-500PMV』を運用可能とされています。オホートニクはスホイ設計局が開発しているもので有人ステルス機として開発されたSu-57と搭載できる爆弾などがある程度統一されているといわれています。また当初からSu-57と共通化するという内容が多く記載されており、Su-57のウィングマンとしての運用を考えている可能性があります。