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アメリカ現地時間2日、コネチカット州ウィンザーロックスのブラッドリー国際空港でレストアされたB-17が墜落する事故が発生し搭乗していた6人のうち5人は死亡したと伝えられています。

The Aviationistによると、事故があったのはこの日午前10時頃でアメリカ連邦航空局(FAA)によると、「同機は滑走路に着陸しようとした際に事故が発生した」と報じています。

CBSによると、ブラッドリー国際空港からの声明として「今朝ブラッドリー空港でコリングス財団の第二次世界大戦の航空機に関連する事故があったこと」とTwitterに掲載し「消防活動が進行中です」と伝えたとしています。



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墜落した機体はB-17フライングフォートレスという第二次世界大戦時に運用されていた戦略爆撃機でB-17Bという初期の量産型は1939年6月に初飛行し、その後複数の改良型が開発され最多生産型となったのが今回墜落したB-17Gです。B-17は12700機あまり製造され、内8680機がB-17Bです。B-17Bは偵察型、標的機、ミサイル発射試験機など複数の派生型も誕生していました。

▼墜落した当該機


今回墜落した機体については現在飛行可能なB-17が10機あるうちの1機だったとしており、軍用機ではなく民間機として運用していたものとなっています。