
韓国で感染拡大の懸念がされている致死率の高いアフリカ豚コレラに関して、北朝鮮との軍事境界線がある非武装地帯を超え民間人の出入りが制限されている民間人出入統制区域でも確認が相次いでいると報じています。(写真は民統線の参考資料)
韓国メディア聯合ニュースによると、今月13日環境部所属国立環境科学院によると12日に江原道鉄原郡という韓国最北端地域で発見された2頭の野生イノシシからアフリカ豚コレラが検出されたと報じています。
철원 멧돼지 폐사체서 이틀 연속 돼지열병 바이러스(종합2보) | 연합뉴스
記事によるとこのイノシシは12日午前7時30分頃、民統線内軍部隊により発見された個体で申告を受けて環境科学院の現場対応チームが8時には現場に出動していたとのこと。その後9時には現場に到着しサンプルを採取した結果、2頭からアフリカ豚コレラが検出されたとしています。野生のイノシシからアフリカ豚コレラが検出されたのは合計で5頭となりました。
▼野生のイノシシからアフリカ豚コレラが確認された地域と日付(10月2日1頭、11日2頭、12日2頭)

▼赤が非武装地帯(DMZ)、ピンクが民間人出入統制区域(CCZ)

韓国環境部によると中国でアフリカ豚コレラの発生が確認された2018年8月以降に国内にいる野生イノシシに関してアフリカ豚コレラのウイルス検査が実施していました。国内へのウイルスの流入については「軍事境界線の南側では鉄柵と監視システムにより北朝鮮から南側にイノシシは侵入できない」とも説明しました。ただしネズミや鳥によりウイルスが媒介された可能性もあると指摘はされていたといいます。
しかし韓国では原因は明らかになっていないもののアフリカ豚コレラの感染が相次ぎ、発症が確認された地域内の豚を政府がすべて買い上げ殺処分することを決定。これは韓国最大の養豚場が近くこのエリア一帯を守るという対策です。
また自由に歩き回る野生のイノシシから相次いでアフリカ豚コレラが確認されていることで韓国では野生のイノシシを積極的に駆除する内容を盛り込んだ『豚コレラ対応イノシシ管理強化策』を最近になり設けたとしています。
アフリカ豚コレラは日本国内で流行している豚コレラとは種類が異なるもので、日本の豚コレラはワクチンが存在し感染拡大を抑制することができます。一方アフリカ豚コレラはワクチンが存在せず感染力と致死率が高いことから感染拡大を防ぐためには消毒と殺処分以外方法は存在していません。
철원 멧돼지 폐사체서 이틀 연속 돼지열병 바이러스(종합2보) | 연합뉴스
記事によるとこのイノシシは12日午前7時30分頃、民統線内軍部隊により発見された個体で申告を受けて環境科学院の現場対応チームが8時には現場に出動していたとのこと。その後9時には現場に到着しサンプルを採取した結果、2頭からアフリカ豚コレラが検出されたとしています。野生のイノシシからアフリカ豚コレラが検出されたのは合計で5頭となりました。
▼野生のイノシシからアフリカ豚コレラが確認された地域と日付(10月2日1頭、11日2頭、12日2頭)

▼赤が非武装地帯(DMZ)、ピンクが民間人出入統制区域(CCZ)

韓国環境部によると中国でアフリカ豚コレラの発生が確認された2018年8月以降に国内にいる野生イノシシに関してアフリカ豚コレラのウイルス検査が実施していました。国内へのウイルスの流入については「軍事境界線の南側では鉄柵と監視システムにより北朝鮮から南側にイノシシは侵入できない」とも説明しました。ただしネズミや鳥によりウイルスが媒介された可能性もあると指摘はされていたといいます。
しかし韓国では原因は明らかになっていないもののアフリカ豚コレラの感染が相次ぎ、発症が確認された地域内の豚を政府がすべて買い上げ殺処分することを決定。これは韓国最大の養豚場が近くこのエリア一帯を守るという対策です。
また自由に歩き回る野生のイノシシから相次いでアフリカ豚コレラが確認されていることで韓国では野生のイノシシを積極的に駆除する内容を盛り込んだ『豚コレラ対応イノシシ管理強化策』を最近になり設けたとしています。
アフリカ豚コレラは日本国内で流行している豚コレラとは種類が異なるもので、日本の豚コレラはワクチンが存在し感染拡大を抑制することができます。一方アフリカ豚コレラはワクチンが存在せず感染力と致死率が高いことから感染拡大を防ぐためには消毒と殺処分以外方法は存在していません。