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みなさんも学生時代に「勉強しながら音楽を聴くな」などと言われたことはないでしょうか。今思えば何を根拠にそのようなことを言っていたのか疑問があると思うのですが、実際勉強中に音楽を聴くことは有りなの無しなのかが解説されています。

The Conversationという研究論文などを掲載してるサイトで最近、『勉強しながら音楽を聴いてもよいですか?』というタイトルの記事が掲載されました。この記事ではウロンゴン大学の心理学者が実際にどのような研究が報告されているのかが記載されています。

Curious Kids: is it OK to listen to music while studying?

記事によると、私達が勉強すると頭の中で情報を一度に記憶し続けようとするといいます。この記憶容量はワーキングメモリーと言われており、1989年に発表された論文ではボーカル付きの音楽では記憶が悪化するということが分かり、かつ内向的な人ほど記憶が悪化する度合いが大きかったなどとされていました。

しかし2017年に行われた研究では勉強している人のワーキングメモリーの容量が多ければ多いほど音楽を聞きながら作業した場合、勉強の効率が高くなることがわかったとしています。

また2011年には被験者に対してどのような音楽で問題がでるのか、テンポの早い・遅いのかどのようなジャンルの音楽なのかを実験したところ、記憶のパフォーマンスが低下したのはテンポが早く大音量で音楽を聞いた場合に現れたとしています。

これらの研究を総合的に判断した場合としてウロンゴン大学の心理学者はおそらく勉強中に音楽を聴くことは問題はないとしているものの、注意点として音楽を聴くと気分が落ち着く効果があるものの勉強する際はテンポが早い曲ではなく音量は大きくしないこと。またボーカルは少なく、自身が内向的な性格ではない場合は音楽を聴いても良いとしています。