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海外メディアによると、今月21日アメリカからフィリピンに飛び立った旅客機が離陸後間もなく右舷エンジンから炎が吹き出すという航空事故があったと報じられています。

記事によると事故があったのは現地時間今月21日午前11時15分後頃、米国カリフォルニア州ロサンゼルス国際空港からフィリピンのマニラに向かい飛び立ったボーイング777旅客機が離陸間もなくエンジンから出火し緊急着陸する事故が発生したとのことです。

波音 777 空中喷火,乘客经历“生命最可怕 5 分钟” -ZAKER新闻


この旅客機には当時342人の乗客と18人の乗務員が搭乗していたものの緊急着陸に成功し乗員乗客全員が無事に地上に戻る事ができたとのこと。ただこの緊急着陸で車輪の一部がパンクするなどのトラブルもあったとしています。

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今回の事故原因については詳細は伝えられていないとしており、当時パイロットからは「エンジンに技術的なトラブルが発生した」とのみ伝えられただけだったとしています。また24日時点でも「正確な事故原因は特定されていない」と航空会社が発表しています。

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この手の事故、特に離陸後間もなく発生する事故に関しては、バードストライクが考えられます。事故の映像を見てもエンジンから一定間隔で火を吹いているなどバードストライク時とよく似た壊れ方をしている印象を受けます。ただ、現時点でも特定には至っていないということで、エンジン内の物理的な破損も確認できなかった可能性があり、最終的な判断まではある程度時間を要することが伺えます。