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第2次世界大戦時、旧ソ連が運用した名戦車T-34。これに関してなんとロシア領と考えられる北極圏エリアで黒いスプレーで『T-34』と入れられたシロクマが見つかったと報じられています。

BBCなど海外メディアによると、ロシアの北極圏で撮影されたというシロクマの側面に『T-34』と黒いスプレーで描かれた個体が確認されたと報じています。元となった映像は世界自然保護基金(WWF)に所属しているセルゲイ・カフリイ氏がフェイスブックに投稿していたもので、その投稿が地元メディアが取り上げて話題になっていたといいます。


この動画が撮影されたのはロシアの北西部に位置するムルマンスク地域という情報があるもののBBCではアラスカ州に近い極東のチュクチ自治管区で先住民らが共有していたものをものを入手したなどと説明しています。

一般的にロシアでは第二次世界大戦時、ソ連が開発した戦車T-34に関して強い思い入れがあるらしく、車などに『T-34』などと書き込んだものが幾つか公開されていたことあがります。従って、この落書きをしたのはほぼ間違いなくロシア人もしくは旧ソ連圏の人間と考えられます。

▼T-34をイメージした車
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また、生きたシロクマに接近しスプレーで落書きするという行為はほぼ不可能であることを考えると、麻酔薬などを打ち込み大人しくする必要があるため、特殊な道具を持っている人間に限られてくることになります。
従って、シロクマの研究者や自然保護活動家など非常に限られた人間が行っていたことでほぼ間違いないと考えられます。