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私達生物は日々何かを口にし排泄を行っているのですが、実はこの排泄物によってはものすごい価値があるものが存在するそうです。今回紹介するのは浜辺に打ち上げられていたという極めて高価な排泄物のお話です。

韓国メディアSBSによると、タイに住む男性が最近になり浜辺に打ち上げられていた重さ17kgに達する石のようなものを拾い、実は非常に高値で取引されているクジラの排泄物由来のアンバーグリスだったことが分かったといいます。

바닷가서 주운 '덩어리'…알고 보니 8억짜리 '고래 똥' | SBS 뉴스

このアンバーグリスは高級香水の材料として用いられているもので、現在は天然由来のものはほとんど流通しておらず合成香料に置き換えられたものとなっているそうです。

男性によると、この日ビーチに打ち上げられているゴミの中にこの塊を発見したといいます。男性はこの手の漂着物に知識があったらしく、ひと目でアンバーグリスと判別することができたといいます。その後、念の為ライターで一部を溶かしたところ心地の良い香りがしたといいます。

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アンバーグリスは、長時間海に浮いているなど条件を満たしたものほど良い香りがするとされ、その価値が上がるとのこと。専門家によると17kgのアンバーグリスは8億5000ウォン、日本円で7500万円ほどの価値があるのではないかと予想しているとのことです。



アンバーグリスはマッコウクジラがイカを捕食するし消化する過程で「イカのくちばし」と呼ばれる角質が腸内に堆積し塊となって排出されるもので、蝋のように比重が軽いため海に浮かび漂着することがあるとしています。昔は捕鯨が行われたことで体内から直接取り出されたことがあったものの、現在は捕獲が禁止されたことで自然に取れるものはほぼ流通していないとしています。
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