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私達日本人の平均寿命は80歳前後となっているのですが、とある研究者がDNAから種の寿命を推定する方法を発見し人間に当てはめたところなんと人間の自然寿命はわずか38歳であることが明らかになったと報じられています。

オーストラリアの国立科学機関、連邦科学産業研究機構の研究チームは動物の全遺伝情報(ゲノム)を元に脊椎動物における寿命をコンピュータモデルから推測するという方法を開発することに成功したと報じられています。

Humans are genetically hardwired to only live for 38 YEARS | Daily Mail Online

記事によると、研究者であるベンジャミン・メイン教授によると、ゲノムによる寿命の推定は正確に測定することができると主張しており、絶滅した種であっても導き出すことができると話しています。

難しい技術的な話は置いておき、このゲノムによる寿命で見た場合それぞれの動物はどのくらいの数値となっているのでしょうか。記事によると、見出しで紹介したように私達人間における自然寿命の最大値は38年であることを発見したとしています。これは開発されたコンピュータモデルではない人類学的に推定された現生人類の寿命とほぼ一致する数値になったといいます。
また、既に絶滅しているネアンデルタール人、デニソワ人についても最大で37.8年となっており、現代人とほぼ同じことが分かったとしています。

なかなか衝撃的な結果なっているのですが、現代人の兵器寿命が38年を大幅に超え2倍程度になっているのは生活水準の向上や医学の進歩に理由があると指摘しています。

幾つかの資料を簡単に調べたところ、明治・大正時代の日本人の平均寿命は44歳程度とされており、昭和から平成の時代に入り私達の寿命は大幅に伸びていることが伺えます(参考)。このことからも今回のゲノムからの寿命についてはかなり正確なものになっているのではないかと考えられます。

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では同じモデルを使用し他の動物ではどのような数値になっているのでしょうか。記事によると、コジキバトは27年、チンパンジーは私達人間よりも長い39.7年、長い角でお馴染みのイッカクは52年。マッコウクジラは92年、ザトウクジラは93年、ホッキョククジラは268年となったとしています。
ちなみに既に絶滅したケナガマンモスは60年と推定されました。

ホッキョククジラに関しては長寿であることはこれまでの研究からも明らかになっていたそうなのですが今回のゲノムとの差は57年ほど開きがあったとしています。
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