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今年も残すところ十数日となりましたが、今月新しい系外惑星、つまり太陽系の外にある惑星としてHD 213885bという天体が登録されました。この天体、私達の地球時間では1日恒星を一周するといういろいろと忙しい天体になっているとのことです。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、系外惑星の新しい天体として恒星[『HD 213885』を公転するHD 213885bを登録したと発表しました。

Discovery Alert: Hellish Planet, Meet Your New Rival – Exoplanet Exploration: Planets Beyond our Solar System

今回登録された天体は天の川銀河系にある地球から見てきょしちょう座(南半球から見れる天体)から156光年先にある系外惑星です。現在分かっているスペックは地球よりも1.74倍程度大きく、質量は8.8倍あると考えられる岩石惑星でスーパーアースに分類されています。

しかし、この天体が私達の太陽系の惑星と大きくことなるのは惑星が公転してる距離です。なんと、HD 213885bは恒星からの距離が0.02天文単位、地球と太陽の実に1/50程度の距離を公転しているという点です。そのため恒星の周りを忙しく公転しており、わずか24時間あまりで1周していることが分かっているとのこと。

このような極端に恒星から近い距離を公転している天体は観測しやすいという理由もあり比較的多く発見されています。またこのような天体は潮汐ロックが掛かっており地球の月と同じように常に同じ面を恒星側に向けていると考えられています。従って表側は極めて高温になっており、その温度は摂氏1800度程度になっていると考えられています。

まさに地獄のような環境になっていると考えられるHD 213885b。地球では生命が育む液体の海が広がっているものの、この天体では灼熱の溶岩の海が広がっていると考えられているとのことです。
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