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海外メディアによると、先日行われたプーチン大統領に直接質問することができるというテレビ番組でプーチン大統領に直接質問した女性記者が理由は不明のままテレビ局を辞職したなどと報じられています。

BBCによると、姿を消したのはロシアのシベリア北西部に位置するヤマル地区の地方テレビ局の記者で、毎年恒例となっている国営テレビ局の番組でプーチン大統領に直接質問し回答してもらうとうというものです。

Russian journalist out of a job after asking Putin question - BBC News

この番組ではアリサ・ヤロフスカヤ氏という記者はプーチン大統領に「ヤマル地区で鉄道などのインフラ建設が進められているが、2つの町を結ぶ川に架かる橋の建設が止まっている」という主旨の質問をしました。続けて「知事は橋の建設に努力を惜しんでいないものの、連邦レベルでは工事に関する話は全く聞かない」「連邦の『重砲』に関わってもらうことができないか」と訪ねたといいます。

『重砲』が何を指すのかはよくわからないものの、プーチン大統領は「政府が特定の事業に対して肩入れするのは不適切」とし「橋の建設についてはインフラの要だ」とも話しており、今後政府としても何らかの支援をしていくという内容を述べました。

特に日本ではよくありがちな質問になっているのですが、この質問の何がまずかったのでしょうか。記事によると、まずこの質問はプーチン大統領の報道官が指名した記者ではなかったといいます。また、この橋の建設については別の質問が予め用意されていたとのこと。

▼質問を始めるヤロフスカヤ氏。マイクを持っているのは別の人物
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そしてヤロフスカヤ氏が務めているテレビ局は地元当局が管理しており民間企業ではなかったといいます。またヤロフスカヤ氏の質問に対してこの地区のあるヤマロ・ネネツ自治管区の高官が質問内容に不快感を示していたといいます。

ヤロフスカヤ氏についてはこの質問が行われた日の数日後には出社しなくなったといい、すでに辞職したとしています。ただ、自らの意思で辞職したのか、解雇されたのかはよく分かっていないものの、本人の口からは自ら辞職したと話しているとのこと。ただ、今回の質問が辞職の理由だったのかは明らかにしていません。
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