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昨年「犬の寄生虫駆虫薬」がガンを治すなどと、海外の外国人がYoutube上にアップロードした動画を根拠に謎の品切れが続いていた韓国。これに関して韓国の国立ガンセンターは臨床試験も行う価値もないほど抗がん性は無いと発表したと報じられています。

韓国メディアJTBCによると、昨年韓国内で品切れが相次いだ犬(動物全般)用の寄生虫駆虫薬が品切れが相次いだ出来事に関して、国立がんセンターの臨床試験センターは「抗がん効果はない」とし、人に対する臨床データはなく、動物に対するデータもないなどとネット上の主張をすべて否定したと報じています。

"개 구충제로 암 치료" 논란…암센터, '근거 없음' 결론 | JTBC 뉴스

記事によると、そもそも犬用の寄生虫駆虫薬がガンに効くなどと明らかな嘘話がどこから出たのかという点はYoutubeです。今から2年前とある末期がん患者だとするアメリカ人がこの動物用の寄生虫駆虫薬を3ヶ月摂取したところ腫瘍が小さくなったなどと主張したことです。
また昨年8月には動物に摂取させたところ腫瘍が小さくなったなどという論文が出ていたとしています。

その後、この噂話が韓国人らで話題になっていたといい国内では該当する薬が品薄になるなど騒動となっていました。

国立がんセンターによると、薬に関しては人用には造られておらず安全性がそもそも検証されていないとしており、場合によっては深刻な副作用を引き起こす可能性があるため注意が必要だと呼びかけを行っているといいます。