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猫好きの国民として知られるロシア。そのロシアで先日、日本円にして約3600万円という桁違いな額を付け販売している人物がいるといいます。希少種でもない普通のネコなのですが一体どのような理由があるのでしょうか。

ロシアメディアSputnikによると、Avitoというクラウドファンディングサイトに掲載された内容として最近、日本円にして約3600万円の値段が付けられたネコが掲載され話題になっていると報じています。

ロシア南部で “ありがたい”猫を3600万円で売り出し - Sputnik 日本

記事によると、なぜ超高額な値段が付けられているのかについては本人いわく『特殊な能力』があるためだといいます。出品したのはロシアの都市ノヴォロシースクの住民で、元々は野良猫だったらしく出品者が発見したのは霊能力者という人物が眠る墓近くで見つけたと話しています。

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本人はこの墓の人物とは無関係なのですが「何かに引き寄せられるようにそこに行った」とし、「霊能力者にお願い事をし、離れようとしたところネコが脚に絡みついてきた」としています。その後ネコを持ち帰り飼い始めたところネコが夢の中に登場するようになったといい、内容としては自身に何らかのアドバイスをするようなものだたしています。

とは言え、なぜ手放すという手段に出たのか。記事によると「2日前に夢の中で自身を売って、そのお金を善いことに使うようにと語ってきた」といいます。また「自分をとても必要としている人がいるはずだ」とも主張してきたといいます。

なぜ人間の言葉を話せないネコがそのようなことを訴えかけたのかは謎なのですが、飼い主はその言葉を信じ3600万円の値段を付けたといいます。ちなみにこの価格は「あくまでも注目をあつめるためだ」としており、「ネコは本当に必要としている人に渡したい。手術代を集めている人たちを助けたい」としており、売れた場合はお金は困っている人に送る『予定』としています。


他のサイトによると、このネコは霊能力者(ヒーラー)の墓近くで拾ったという同じことは書かれているのですが、霊能力者の墓があるのはこの住民が暮らすノヴォロシースクから直線距離で2000kmほどはなれたチェリャビンスク州とのこと。また飼い始めたのは2019年の春頃としています。