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有人かつ実用型のステルス戦闘機として世界で2番目に配備した中国。機体は殲-20(J-20)と呼ばれているのですが、今回は貴重な同機の爆弾倉(ウェポンベイ)を開いた画像を紹介していきます。

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こちらが先日公開されたJ-20です。具体的にどこで撮影されたのかなど具体的な記載は一切ないのですが、降着装置の構造やウェポンベイの開き具合などが確認できます。同様のウェポンベイに関してはレーダーの反射を抑えるためステルス戦闘機やステルス無人機には必ず搭載されています。

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J-20のウェポンベイは機体中心部に大型ものが1つ、そして機体の側面に左右に1つあります。一般的に機体側面には空対空ミサイルが搭載され、機体中央のウェポンベイには各種ミサイル、爆弾などを搭載することができます。

また翼には取り外し可能なハードポイントが4箇所あり、こちらには燃料タンク(増槽)などが搭載可能です。



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J-20は2011年1月11日に初飛行したステルス戦闘機です。同機は10機前後の試作機・試験機が作られている他、量産機として数十機が生産されており一部は既に実戦配備済です。
機体はF-22やF-35よりも大型で全長は20.3m、翼幅は13.88mあります。従ったより大きい燃料タンクを抱えていることが伺えるのですが、最大航続距離は2970ノーティカルマイル(5500km)に達するとしています。

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J-20は現在も改良が進められており、今年1月にはエンジンノズルにステルス性を高めたものを搭載したものが試験飛行している様子の写真が公開されていました。



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