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新型コロナウイルスの拡散が広がる韓国では日本よりも一足早く全地域での臨時休校が敷かれました。この間、仕事等の理由で世話ができない親に対して学校での子供の受け入れが行われているのですが、利用者はたった約2%に留まっていることが明らかになりました。

韓国メデェアYTNによると、韓国で始まっている全国の幼稚園・学校の臨時休校に関して、仕事などで面倒が見れない子どもの受け入れ先として幼稚園や学校があるのですが、この緊急ケアと呼ばれる受け入れに関して利用者を調査したところ1.8%に過ぎないことが分かったと報じられています。

[사회]개학 연기에도 초등학생 긴급돌봄 신청률은 1.8% | YTN

記事によるとこの調査は比較的利用者が多くなると考えられる小学生のみを対象に調査を行ったもので、現時点で利用者は小学生272万人のうち4万8000人が申請し利用しているといいます。また全国の小学校6000校のうち、まったく利用者がいない小学校は2000校近くあるとしています。

日本では同様の臨時休校により親が子供の面倒を見れなくて困っているなどと家庭でパニックになっていると印象を受けるなのですが、なぜ韓国ではたった2%に留まっているのでしょうか。原因は学校などに子どもを預けた結果、逆に新型コロナウイルスに感染するのではないか懸念しているためと記載されています。

韓国で最も多くの新型コロナ感染者を出している大邱市(テグし)では緊急ケアの利用者はたった0.5%、隣の都市では0.6%となっており、他の地域よりも明らかに利用者が少なかったとしています。全体の問題としては利用時間が午後2時から3時までと地域ごとに差があったものの、政府により一律に原則として午後5時まで受け入れるよう要請するなど混乱が発生したことも利用申請が少ないことの原因になっているとも報じてます。

韓国では家庭向けに子供の面倒を見てくれるベビーシッターや家政婦・ヘルパー等の利用者については4割近い金銭負担を支援するとしており、こちらの需要も増えているとのこと。ただ、このような外部の人を入れることについても新型コロナウイルスに感染する可能性が少なからずあるため親の不安は残されたままだと記載されています。
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