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新たな感染者が発見されている新型コロナウイルスに関して、北京大学など研究グループは流行しているウイルスの型に関して大きく2つ存在し、そのうち感染力が強いタイプが現在蔓延していると報じられています。

国内及び、韓国の朝鮮日報によると、昨年12月頃より感染拡大が広まったとされる新型コロナウイルスに関して北京大学生命科学学院および中国科学院の研究グループはS型とL型が存在し既に変異しているという研究内容が中国科学院が発行する「国家科学評論」3月号に掲載されたとしています。

“우한 코로나, 돌연변이 일으켜… 전염성 더 강해졌다” - Chosunbiz > 테크 > 과학/바이오

専門的な用語が記載されており誤りがある可能性が高いのですが、記事によると今回の研究は人から採取した103体の新型コロナウイルスの誘電体の分子進化過程を調べたものだとしています。この103体中のうち101体についてS型が3割、L型7割の割合で見つかったとのことです。

このS型、L型についてはS型はコウモリから検出されたコロナウイルスの遺伝子と似ているとし現在流行する前から存在していた可能性がある一方で、L型については人間への感染力が非常に強くいたとしています。2つのタイプの違いとして特に感染力、そして感染した場合の重症化する程度が異なるとも記載されています。

研究グループは「爆発的に患者が増えた武漢では感染力が強いL型が普遍的に広がった」とし「L型は浸透性や拡散性がS型より強力だ」と分析しているとのことです。

コロナウイルスについては一般的に変異しやすいウイルスとされており、今後感染を繰り返すことで変異したコロナウイルスが誕生する可能性があるいわれてます。