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新型コロナウイルスの感染者数として世界第2位となっている韓国。一方で、とあるマンションで集団感染が発生していたことが明らかになったのですが、調査したところ住人の多くが新興宗教『新天地イエス教会』の信者だったことが分かったとしています。

朝鮮日報によると、韓国で初めて隔離措置となった大邱市(テグ市)にあるアパートに関して、入居する世帯の住人の多くが新興宗教『新天地イエス教会』信者で、多くの感染者を出していたことが調査により分かったとしています。

'신천지 집단거주' 대구 한마음아파트 주민 140명중 80명 '음성'(종합) | 연합뉴스

記事によると、この発表は大邱市市役所で開かれた市長の定例記者会見で明らかになったもので、新型コロナウイルスの居住地を確認したところ特定の賃貸マンションで多く患者が発生していたことがわかったと説明しました。

具体的には当該アパートは5階建ての2棟で何れも大邱に勤務する35歳以下の独身女性のみが入居できます。このアパートには合計で137世帯が入居しており140人が暮らしていたのですが、うち新興宗教『新天地イエス教会』の信者が多くいたとし、うち80人が新型コロナウイルスに集団感染していたと報じています。また14人分については現在検査が進められています。

新型コロナウイルスに感染した発覚した46人ついては14人が病院に運ばれ残りの32人は入院待機中です。現在当該アパートの全員が自宅隔離となっており、最近隔離期間が延長されました。また新たな確定者の発生を防ぐため1人1室で自宅隔離した上で検体採取を実施しているとのことです。

現在、市は当該アパートについて部外者の出入りを禁止しており当然パートの住人は外に出ることはできず対応するスタッフも限定することで感染拡大を防ぐ措置が取られているとしてます。

大邱市ではこの新興宗教が原因で爆発的な感染拡大が発生しており、市長によると市内で前日検査を受けた信者709人のうち236人、率にして33.3%が新たな感染者と判明したと明らかにしています。