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韓国メディアによると、最近宗教団体が原因で爆発的な感染拡大が発生した大邱市(テグし)在住の住民がソウルの病院に出身を隠し入院したところ新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになりました。韓国では今後居住地を隠すなどした場合、処罰するなど対策に乗り出すと報じられています。

聯合ニュースによると、今月9日、保健福祉部次官は定例記者会見で、「災害時に医療関係者に説明するときするとき、正確な事実を伝えない場合、1千万ウォン(約85万円)以下過怠料を課することができる」とし「病院側が当該患者に対して法的措置をを講じている」と警告したと報じてます。

"거짓 진술하는 환자 처벌·대구 환자 안 받는 병원엔 행정력"(종합) | 연합뉴스

なぜこのような発表がされたのか。韓国では最近、大量の感染者を出した大邱(テグ)市在住の事実を隠しソウルの病院に入院。その患者が結果的に新種コロナウイルス感染症していたことが分かったことについて、政府は国民に対して偽り説明を行わないように促すことになりました。

また次官はこの患者が大邱市出身と偽らなければ病院の大部分を閉鎖するなどの措置は取らなくても対応することができたとしています。


ソウルの病院では78歳の女性が新型コロナウイルスに感染が確認されたことで病院の一部を閉鎖する措置がとられていました。その後、病院側は患者に対して過去に複数回大邱市への訪問歴などを聞いたものの患者は否定していたといいます。その後、大邱市在住だったことが明らかになり、なぜこのような嘘をついたのか聞き込みを行ったところ、他の病院では大邱市から来たことを理由に診察を断られたと話しているとのことです。

このような事実も明らかになり次官は合わせて「大邱から来た患者を無条件に拒否したり必要以上のアクションをとる病院には行政力を行使し、診療拒否などが起きないようにする」と話しているとのことです。