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新型コロナウイルスの検査に関して、世界初と考えられるドライブスルー型の検査を実施した韓国。文字通り、検査を受ける人は終わるまで車に乗ったままになるのですが、日本では否定的な意見が高まっていることに対して韓国政府はこのような反論をしています。

韓国メディア中央日報は今月16日、韓国大統領府は自動車内で新型コロナウイルス感染症の検査を受けるドライブスルー方式が「国際標準になってきている状況だ」と評価し、日本がドライブスルー方式の検査に否定的な意見を寄せていることについては「日本の評価は、日本が判断する問題だ」と話しました。

靑 "드라이브스루 검진, 국제표준 돼간다" 日 비판에 반박 - 중앙일보

記事によると大統領府関係者は記者団の前で『透明性』『開放性』『民主的な手続き』という3原則の元新型コロナウイルスの対応を行っているとし、この取組は「ワシントンポストが『韓国の防疫は民主主義の成功』という評価の記事を投稿している」とし「防疫当局の診断能力も評価している雰囲気だ」と主張しています。

少なくとも日本では実施されていない韓国式のドライブスルー検査が本当に国際標準になってきている状況なのか。この点については検査までの判断は国によっても異なるのですが、調べたところ現時点で実施している国は韓国以外はアメリカ、イギリス、ドイツ、ベルギーです。


アメリカでは2020年3月6日にワシントン州シアトルでアメリカ初のドライブスルー方式を導入。11日にはコロラド州デンバー、その後コネチカット州やカリフォルニア州でも導入されました。
なぜアメリカでドライブスルー方式が導入されたのかについては検査を受けたくても受けられない人が増えた問題に対処するためとしています。またアメリカにおけるドライブスルー検査はあくまでも医師の紹介状が必要であり、韓国のように希望者であれば誰でも受けれるものではありません。ただしアメリカにおける医師の紹介状については病院でレントゲンなど各種検査を行い医師の診察を受けて入手するものではなく、申請者が医師にメール等で相談し入手するというものになっています。(参考)

またアメリカでは医師が検査を必要とする人に対してあえて施設の外で検査することで医療スタッフや病院内での感染拡大を防ぐ目的もあるといいます。

国会答弁によると日本でも新型コロナウイルスの感染の謳いがある患者を病院内に入れず車の中に留まってもらい問診や検診などを行ったという例があるという趣旨の話されており、これはある意味でドライブスルー方式ということになります。

今後日本国内で新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が発生した場合は病院外での検査は既に考えられいることであり、アメリカ式もしくは韓国式ドライブスルー検査が実施される可能性はゼロではありません。
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