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中国で発生した新型コロナウイルスに関して、その発生源となった武漢市では桁違いの感染者が発生しました。これに関して中国当局は陽性となったものの無症状感染者らは統計に入れていなかったことが研究から明らかになったと報じられています。

韓国メディアYTNによると、中国が湖北省の封鎖を解くなど新型コロナウイルスの対応を続けている中で、中国内の感染者が公式統計よりもはるかに多い研究結果が出てたと報じています。

[국제]"중국에 무증상 코로나19 감염자 훨씬 많아" | YTN

記事によるとサウスチャイナ・モーニングポストは、中国とアメリカの大学の研究チームの論文を引用した内容として中国における感染者数は公式統計よりもはるかに多かったと報道しています。中国の保健当局はPCR検査で陽性となった場合でも発熱と咳、肺の異常などの症状がなければ確定者(つまり感染者)として集計していなかった事実を発見したとのこと。

具体的な数はどのように示されているのでしょうか。記事によると研究チームは無症状または軽症患者を含めて全体の感染者を推定した場合、中国の武漢内では最小で59%が無症候性、軽症患者になるとしています。そのうえで中国当局は国全体で3万8000人の感染者が出ていると発表していることから、無症状及び軽症患者を含めた実際の感染者数は9万人ほど多い最大で12万5000人に達していると推定してます。

中国武漢市では連日新型コロナウイルスの新規感染者がゼロになったなどと成果を発表していますが、残念ながら明らかに嘘であることは明白であり、当局が意図的に調整した数が発表されているだけに過ぎないということが明るみになりつつあります。