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新型コロナウイルスの震源地になった中国湖北省『武漢市』。中国では湖北省の封鎖解除となったものの隣の省では湖北省の住民が流れ込むのを警戒したことで両省の警察が最初に乱闘状態になりました。この騒動は住民らの耳に入り湖北省の住民側が暴動を起こすなど騒動に発展したと報じられています。

韓国メディア中央日報によると、抗議デモが撮影されたのは湖北省と江西省を繋ぐ長江大橋の上だったといい、記事では湖北省の人、江西省の人が衝突する自体となったといい、興奮した群衆がパトカーをひっくり返すなど暴動に発展したと報じています。

[단독]경찰차 뒤엎고 분노 터졌다…봉쇄 풀린 후베이서 생긴일 - 중앙일보



記事によると、湖北省では全域が封鎖されていたものの今月25日午前0時で措置が解除となっていたといいます。この封鎖は人々の移動制限も解除されたらしいのですが、封鎖解除を受けて湖北省黄梅県の住民が大挙で橋の上に集結する出来事があったとのことです。デモがあったのは今月27日午前頃とのこと。

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今回の騒動の発端となったのは両省の警察官同士の揉め事です。この橋にある高速道路の料金所付近で江西省の警察が湖北省側の検問で立ち入りが妨害されたといいます。結果的に両省の警察官同士の揉め事が発生しました。


その後、江西省の警察は湖北省の警察官を連行しようとしたことで待機していた湖北省の警察官40名あまりが江西省の警察官と乱闘状態に入り、江西省は対抗措置として特別警察を投入。その後、湖北省側も対抗措置をとり警察官を乗せた大型バス2台を現場に派遣していたといいます。
結果、この騒動を知った湖北省側の住民が橋に押し寄せ今回の暴動につながったとしています。

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記事によると湖北省黄梅県の住民は2ヶ月間に閉じ込められた生活を強いられ外出が許されたものの、その道を江西省が過度に抑制していることに怒っているとのこと。中央政府は封鎖を解除したものの地方政府レベルでは湖北省の人々を信じておらず潜在的な感染者として扱っていることに湖北省の人々の不満が爆発したと報じています。