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韓国の複数メディアによると今月3日午前、南北軍事境界線の韓国側にある監視所に対して数回の銃撃があり韓国側も応射する事件があったと報じられています。(画像は参考資料)

朝鮮日報によると、現地時間5月3日午前7時41分頃、韓国と北朝鮮の軍事境界線の非武装地帯にある韓国軍の監視警戒所に向かって数発銃弾が打ち込まれる出来事が発生したと報じらています。

軍 "北 9·19 군사합의 위반…총격은 우발적" - 조선닷컴 - 정치 > 외교·안보

記事によると、合同参謀は今回の出来事に対して「韓国軍は軍通信線を介して北側の状況把握およびさらなる状況が発生しないように措置を行っており、必要な態勢を整えている」とし話しています。一方で今回の対応についてはマニュアルに沿って現場の指揮官の判断の元に警告放送と2回の射撃をしたと明らかにしてます。

北朝鮮が非武装地帯で韓国側を攻撃したのは2015年に兵士が地雷を踏んだ直後に実施された砲撃戦以降、5年ぶりだとしています。事案があったのは9.19軍事合意が施行されたエリアに近いと説明されています。

一方で、どのような理由で軍事的挑発が実施されたのか北朝鮮側の意図は明らかになっていません。また建物が数発被弾したとしており、意図的に狙って銃撃したことで間違いありません。軍関係者は「露骨に9.19軍事合意に違反したことになる」と話しています。
ただ「9.19軍事合意に違反した」というフレーズについてはこの合意以降北朝鮮から複数回弾道ミサイルが発射されており一桁では済まない回数になっています。