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海外メディアによるとアメリカ テキサス州オースティンにある空港で着陸した旅客機がまもなく滑走路にいた人をはねてしまうという非常にまれな事故が発生したと報じられています。

Flightradar24など航空機関連のニュースサイトによると、現地時間5月7日、ダラスを離陸しオースチン・バーグストロム国際空港に着陸したサウスウエスト航空のボーイング737(WN1392便)が、空港の17R滑走路にいた人をはね死亡する事故があったと報じています。

Person struck and killed by landing Southwest 737 in Austin – Flightradar24 Blog

記事によると、事故があったのは20時12分に着陸した機体で、当時パイロットから管制塔に「人が滑走路にいた可能性がある」と通知があったといいます。管制官はこれを確認し、空港側の関係者により滑走路に人がいたことを確認したとのことです。

▼同空港の滑走路(参考資料)
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他のニュースサイトによると、パイロットは滑走路に人がいることを確認することができたといい、校区会社の発表によると、機長らは滑走路にいる人を避けるため回避行動を取ったといい、安全に停止した後にパイロットから管制塔に連絡をいれたとのこと。

一方、この機体に乗っていた乗客らに怪我などは無かったのですが、その後撮影された機体の写真では左エンジンのカバーが大きく凹むなど損傷している様子が確認できました。これは人との衝突により発生したものかは記載がなく明らかになっていません。

▼事故機
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合わせて、なぜ滑走路上に人がいたのか。少なくとも空港関係者ではないと考えられており、どのように侵入したのか、死亡した成人男性はいったい誰なのか身分がよく分かっていないといいます。