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韓国の複数メディアによると、韓国内で最大の集団感染を発生させた新興宗教団体『新天地イエス教会』に関して、ネット上の動画をマネして接触したことがあるとウソの電話を入れていた人物に関して、過去に複数にも逮捕されたことがある男に実刑が言い渡されたと報じられています。

韓国メディア『連合ニュース』などによると、韓国の大邱市にある新天地イエス教会の礼拝所で数千人単位の爆発的な集団感染が発生したことに関して、今月9日、この宗教関係者に「接触した」などとウソをつきその後逮捕された28歳の男について懲役2年の実刑判決が言い渡されたと報じました。

"신천지 대구교회 다녀왔다" 거짓말로 검사받은 20대 징역 2년형 | 연합뉴스

記事によるとこの男は今年2月21日、高速道路を走るバスの車内から119に通報し自ら「新天地イエス教会に行って、31番目の感染者と接触した。発熱や咳などの症状がある」などとウソの話しました。この『31番目の感染者』とは新天地イエス教会の信者で大邱市で数千人規模の爆発的な集団感染を発生させた感染者といわれています。
この通報を受けて当局はインターチェンジ付近に救急車を出動させ28歳の男を保健所に搬送。その後検体採取が行われました。しかし、その後男がウソの話をしていたことが判明したとのことです。


この男は当時投稿されていたというユーチューバーの動画で「新型コロナウイルス感染者に接触した」などと当局に電話する動画を見て犯行を思い立ったと話しています。

ちなみにこの男は余罪もあり、事件から2日後にレストラン配達員として働いたもののバイクと給油カードを盗んだ容疑で起訴されたほか、1月にはバイクを盗んだ容疑など複数の犯罪行為で逮捕され執行猶予が終了して間もなくこの犯罪行為に及んでいたとしています。

判事によると「国家的な医療機器の状況下で被告のような偽りの申請で公務員の業務を妨害した行為は容認できず、重大な犯罪行為であり厳重な処罰が必要だ」と理由を述べています。