マクドナルド

新型コロナウイルス流行に伴い一時期、マスクの価格が10倍以上に高騰するなど品不足も深刻になりました。一方アメリカではカリフォルニア州のマクドナルドでマスクの代替品として犬用のオムツを配るなどし、結果的に従業員が新型コロナウイルスに感染したなどとして訴える出来事があったと報じています。

聯合ニュースによるとフォックスニュースなどが伝えた内容として、今月17日カリフォルニア州にあるマクドナルドで働いていた従業員はオーナーがマスクの代替品として犬用のオムツやコーヒーフィルターを支給したことについて訴訟に乗り出したと報じています。

"마스크 대신 개 기저귀"…코로나 감염 미 맥도날드 직원들 소송 | 연합뉴스

記事によると、従業員の主張として新型コロナウイルスの流行しているにも関わらず働かなければならず適切なマスクではなく代替品などが支給されるされていたとしています。具体的には、当初マスクは店側から渡されず私費で購入したものを着用していたといい、その後オーナーから配られたのは犬用のオムツだったといいます。その後、マスクが支給されたものの「同じマスクを使い続けろ」とする指示が出ていたとのことです。


問題はこれだけではなく、弁護士によると新型コロナウイルスの症状を見せた職員が「息をするのが難しい」と訴えたところ「マスクを外せ」に指示されたといい、ほかの従業員にも感染を広める誤った対応だと指摘。訴訟を起こした4人の職員は全員は感染しており、近隣マクドナルドも含めると従業員とその家族の合計25件が陽性判定を受けているとしています。

この店は2020年5月26日に「対応が不十分だ」という理由で従業員らが集団で退職しており、現在も営業停止状態だといいます。

ちなみに今回の訴訟に関してオーナーのマイケル・スミス氏は「コーヒーフィルターや犬用のオムルを着用を指示したのは全面的に嘘だ」と反論しています。