超高速滑空発射体(HVGP)_1

世界各国で開発が進む超音速・極超音速兵器。これに関して最近、日本の防衛副大臣が航空装備研究所を視察した際の公式写真がSNS上にアップロードされたのですが、その写真に極超音速兵器の模型が写っていたとして記事が掲載されています。

環球網によると今月7日、山本浩防衛副大臣が航空装備研究所を視察し日本が開発する次期戦闘機の紹介に耳を傾けたとする内容が写真と共にSNSに投稿されたものの、その写真の中に日本が開発している極超音速機の疑いがある模型が写っており注目を集めたと報じています。

日本防卫副大臣视察武器研究所 高超音速导弹模型意外曝光

記事によると、外観の特徴からこれはおそらく日本が開発している極超音速ミサイルモデルと考えられると紹介しており、超高速滑空発射体(HVGP)が昨年末国内で開催されたDSEIで公開されていたといいます。

超高速滑空発射体(HVGP)_2

この兵器はロシアのパイオニアという極超音速兵器と同様にブーストグライドグライトモードを搭載しており、音速の5倍を超える速度で飛行することができると言われてます。

またこの兵器のアニメーションではブースターから分離され高速で滑空し空母を正確に打撃することができるという内容が示されていました。現在、日本は兵器としてではなく、あくまで極超音速機として研究しているもののこのアニメーションからも最終的には兵器化し大型水上艦との戦闘に使用する予定していると記載されています。

記事によると、日本の防衛省は2028年頃に2つの極超音速巡航ミサイルを実戦配備するとこと要求しているといい、初期装備タイプ(ブロック1)とパフォーマスアップグレードタイプ(ブロック2)になるとのこと。