K2

韓国が開発した国産主力戦車K2に関してエンジンとトランスミッションを合わせたパワーパックに欠陥が相次ぎ外国製が導入されている件について、国内ではパワーパックの『欠陥』の定義を変更することでこの問題を回避しようとしているのではないかと報じられています。

韓国メディアNews2Dayによると、K2戦車の国産変速機に関して国防規格側を改正し完全な国産戦車にするという記事が掲載されています。しかし、一部では試験基準を緩和させているのではないかという指摘が出ているとのことです。

K2전차 국산변속기 국방규격 개정…3차 양산 앞두고 완전 국산화에 도움 될 듯 – 뉴스투데이 - 경제 라이프 종합 미디어

記事によると、K2戦車は2次量産では国産パワーパック(エンジンとトランスミッション)が搭載される予定だったものの、最初の製品検査でエンジン側は国防規格を満たしたものの、国産トランスミッションが耐久基準320時間に達すことができず混合パワーパック(国産エンジン+外国産変速機)が装着され昨年から納品されています。

以降、国内では国産トランスミッションの国防規格は2次量産最初生産品検査過程で『欠陥』の解釈など多くの論議があったなどとし、2018年国会国防委国政監査で「『耐久性試験基準に関連した国防規格の曖昧性』に対する改善策用意が必要だ」という指摘が提起されました。


今月13日、防衛事業協議会を通じて欠陥の解釈が定義された改正された国防規格を適用。
具体的にはこれまでの規定では「耐久度テストを実行したときも欠陥があってはならない」と包括的に定義しており軽度な欠陥が発生しても問題になったといいます。
しかし改正された国防規格には『耐久』の条項に「欠陥はトランスミッションの基本機能(変速・操向・制動(ブレーキ))を喪失したり深刻な性能低下が発生し、これ以上試験を進行できない場合をいう」という内容を追加して欠陥の定義を具体的に明示しました。(つまり完全に壊れ動かすことができなければ初めて欠陥に該当するということ)


また最初の製品検査の再検査の方法についての項目はこれまで「規定された条件に一致しない項目については修正および整備し再検査をしなければならない」とされ、1項目のみの問題になっても最初から試験をしなければなりませんでした。
しかし改正された国防規格では「欠陥が解消されれば該当項目に対し再試験を実施して合否を決める。 ただ、欠陥が装備性能に影響を及ぼす場合、最初の試験項目から再び検査を遂行しなければならない」と明示し、ささいな項目の欠陥は該当項目だけ(個別に?)検査することで調整されたとのこと。


ぱっと読む限りでは欠陥が相次いでいたという国産トランスミッションについては「最低限動ければ問題ない」「些細な欠陥の個別に対応し重大なトラブル以外は再検査は必須ではない」と緩和したとも受け止められます。これまでの検査結果が厳しすぎたということも考えられるものの、現在搭載されているドイツ製トランスミッションでは試験をクリアしていたことから韓国産のものは残念ながら精度が甘いということになります。

このような指摘は韓国メディアもしているのですが防衛事業庁は「このような主張は事実と違う」と否定しており「トランスミッションの基本機能に影響を与える故障は故障で認められるもので耐久度基準時間も320時間に同一だ」と反論してます。
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